完全否定するわけではないですけど、それを言うレベルでもないのに、偉そうに口にしちゃうことが問題かと思うのです。
一緒にビジネスをしている人達との価値観が合うとか、気が合うとか、信頼できるとか、すげー実績持ってるとか、まーなんか色々とありますが、それも大事なんですけど、そういう人と一緒にいれば「なんでもできる!」みたいな感覚に陥っている人が多いように思います。
で、空虚な安心感と怠惰な甘えによって、6割くらいの行動をして、結果が出ることもなく、ただただ無常に時が過ぎていくだけなのです。
誰とやるかが重要となるのは、自分で結果を出せるようになった時に考えるもんだと自分は思います。自分ひとりで何もできない、もしくは全てができない状況で、自分が誰とやるかを考えても、そこに集まってくるのは、自分と同じように、何も自分でできない人達だけなんですよ。類は友を呼ぶってやつですね。
日本人は群れたがるものですから、それが風習といえばそうなのかもしれませんが、ことビジネスに限っては、そんなことをしてても何も生まれないのですよ。普通に考えても、野球チームを作るときに、ヘタクソが9人集まっても意味がないですし、1人のカリスマと8人のヘタクソが集まっても意味がないですよね。
要はそういうことなんです。
ビジネスモデル的に、1人のカリスマが何百人っていうヘタクソを従えていたりもしますけど、まぁそれはその形だから儲かるというだけで、キレイごとだけの話ではないのですよ。
ただ、誰とやるかというよりかは、誰から教わるかっていうのも、勘違いしている人がいます。よく「なん億も稼いでいて、何社も経営している人から教わってるぜ!」と言いますが、その教わったことを、ちゃんとインプットして、アウトプットして、体現できているかどうかは別問題だということに気づかないといけないですよね。
ただ、良さげなことや稼げそうなことだけを教わって、結果として、ちゃんとできているかどうかの精査がなければ、それこそ凄い人から教わっているだけの宝の持ち腐れってやつです。
結局、誰とやっても、誰から教わっても、自分が自立してビジネスを展開していかなければ何も意味がないということなのです。
つまりですよ、自立してなければ、誰とやってもそうですし、何をやっても結果は出ないということなんですよ。
一緒にいて稼がせてくれそうな人とか、やれば稼げそうなビジネスとか、そういう視点でビジネスを捉えているうちは、成果を出すのは難しいです。前提条件として、自分でなんでもできる(もしくはやろう!)という意識、知識、技術、経験があって初めて、誰と、何をやるか、ということが意味を成してくるということです。
では。
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