「教育とは流水に文字を書くような果かない業である。だがそれを巌壁に刻むような真剣さで取り組まねばならぬ」
という教育の神様と呼ばれた森信三先生の言葉がありますが、
これって簡単に言えば、
「世の中、バカばっかりだから何度も教えてやらないとダメなんだぜ!」
っていうことだね。
とてもグサリと刺さりました。
自分・・・流水だったな(汗
この言葉は教育者に向けたような書き方をしていますが、学ぶ側への戒めの言葉でもあるということです。
この言葉は、自分が流水だという視点で見れば、何度も何度も反復して、教わったことをどうにかして流さないように流さないように意識しなければ
どんなに良いことを教わっても、流水のようにサラサラと流れちゃうってことです。
というか、そもそも流水であってはいけないってことですねw
教わったことを一発で刻めるような巌壁にならなければ、まったくもって意味がないということになりますから。
一生勉強とは言いますが、それも学ぶ側が流水なのか巌壁なのかで、まったく違うものになるということですね。
じゃあ、巌壁になるには、どうしたらいいのか?
これは島田伸介も言ってましたが、「心で学べ!」と。
いや、自己啓発的な話ではなくてですね、人って感動したり、驚いたり、あ~なるほどね!みたいな体験をすると、それって忘れないじゃないですか。
まさにその体験や、そこで得た知識が脳みそに刻み込まれたってことだと思うんですよね。
だから、何かを学ぶときは、自分が流水に文字を刻む気持ちで取り組み、あ~なるほど!そういうことね!って心が動くまで勉強することで、それは知識ではなく知恵となり、使える武器になるということですね。
勉強したつもり、みたいな思い込みだけはしたくないものです。
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